chaのアパルトマンから 

パリのアパルトマンでつつましく暮らすフリーランス女子の部屋から。どんな国でも働ける方法をべんきょう中

「毎日こんな人生なはずじゃない」と思う原因は、違和感があるのにそのまま続けているからです

ベストな人生を歩むには、違和感のあることは続けないこと。これだけ。

 

八百屋のおじいちゃんにも、うっかり系女子にも、ヤンキーにも、チャラ男にも、できるシンプルなこと。

その力って、ベストな人生を歩むために必要なものだと思う。

 

これをやめただけで、人生がだいぶ変わった。

3週間くらい前に、これを象徴する出来事があった。

バケーションで訪れていたフランスから、ワーキングホリデー中のカナダへ帰る前日、荷造りも完璧にして、空港へ行くために起きる時間に目覚ましも合わせたのに、

 

飛行機に乗らなかった。

 

つまり、航空券を捨てた。


いろんな理由でカナダへ戻る違和感があって、悩んでいた。

 

・カナダの人は好きだけれど、国自体が好きではない。えーっと、つまらない。

・海外に住んだだけで英語を話せるようにはならない。(語学オタクで英語もパーフェクトな彼と一緒にいる方が勉強するのではないか)

・住居をコロコロ変えるのは、生活の基盤を毎回整えなければいけなくて大変。(生活に慣れる間に収入が減る)

・なので、よくわからずカナダにいて、英語を勉強して、それからフランスに来て彼と住む?

・もちろん、できることなら彼と住みたい。

 

そんなときに、というか出発前日の寝る直前の、彼の「行かなかったらいいんじゃない?」という一言。

行かないという選択肢をそれまで話してもなかったけど、

わたしを尊重してくれていて、引き留める言動なんてそれまで一度もなかったけど、

なぜか止めてくれて、私もそれまでモヤモヤしていたので背中を押された気持ちになり、一瞬で行かないと決めることができた。

 

「ok!行かない!イエーイ!」とハイタッチし、眠すぎたので即寝。


もやもや違和感ありながら過ごす時間と、もう支払い済の授業料と宿泊費どっちがもったいないか?と考えて、時間を取ることができるようになったのはちょっとは大人になれたのかも。


私「事前にわかればよかったね」と言うと、

彼「そのときにならないと、そのときの気持ちはわからないでしょ?」と。

さすが、その瞬間ごとの気持ちを大切にする、フランス人。

 

決めたことは違和感があってもやらないと、と言う思考に囚われてたけど、その時の気持ちを大切にするということは、逆に自分に正直だから信用できる考え方だな、と新発見。

 

他人にキレイに説明できる経歴(例えば大企業に5年勤めましたとか、今回の私みたいにワーキングホリデーを1年間やり遂げましたとか)が必要だと思っていたけど、それを気にしなくなってから、違和感のあることはやらない選択ができるようになった。これまで、好きじゃなくてもなんでも最後までやってきたけれど、途中でやめる勇気も必要なんだ。

今はパリのアパルトマンで、世界のどこでも生きていける働き方を実践中。とても刺激的で、楽しい。

自分のやりたいことを突き進んでやるだけで、人生がどんどんいい方向に進んでいます。

 

噂話を気にするとか、もう無駄な時間すぎる。
違和感のあることはもうしない。


ひとの目を気にしなかったら、いつもはじめから答えはでてる